色選びの基礎知識
2018.07.27
家を建てるときの楽しみでもあり難しさでもあるのが「色選び」です。外部の人が見たときに住む人のイメージまでを左右しかねません。「イメージと違う」「こんなはずではなかった」とならないように色の選び方をしっかり押さえておきましょう。
サンプルを参考にするときは
「面積効果」を意識
まったく同じ色でも面積の大小によって色の見え方が違うことを面積効果と言います。そのため大きめの実物サンプルを見たり試し塗りをしてもらい、より実物に近いイメージを持つように心がけましょう。
色のチェックは太陽の下で
太陽光と蛍光灯の下では同じ色でも見え方が変わってきます。外壁塗装の色を考えるときには、実際に外壁のある室外でサンプルを確認することをオススメします。朝、昼、夜でも色の感じ方が変わってくるので時間ごとに外で確認しましょう。
理想の色を見つけるために
具体例を見てイメージを
膨らませよう
すでに周りに家が建っている場合は、周囲の住宅の色と同調させるのか、それとも目立たせるのかをご家族で話し合いましょう。まだ周りに家が建っていない場合でも町を散策してみるのはオススメです。実際に人が暮らしている家を見て回ると「どんな色が好みなのか」「どんな家にしたいのか」を改めて知るきっかけになります。
イメージが見えてきたら
言葉にしよう
理想のイメージがまとまってきたら、雰囲気をキュート、モダン、スタイリッシュなど言葉で建築会社に伝えていきましょう。また、デザインは2トーンと1トーンどちらにするのかなどデザインを固めていきましょう。通りから屋根の色みがよく見えるようであれば屋根と壁の配色バランスを考えることも重要です。