住宅建築のリスクを知る
2017.07.07
リスクは事前に備えたい
自分が建築を依頼した工務店さんが倒産なんてしない。
そう思っていませんか?
建設業の倒産件数は減少傾向にあるという調べがでています。
とはいえ、今後も建設中でも住宅業界が安泰というわけではありません。
住宅を建てるときに工事途中で倒産したら、工務店さんが不慮の事故で工事を続けられなくなったら・・・
そう聞くと心配になる人も少なくないでしょう。
費用の面・工事の
面のそれぞれのリスク
契約から引き渡しまで数カ月かかる中、支払いは着工時から竣工後までに3回程度に分けて行うことが多い。その間に倒産したら、途中まで支払った費用が戻らないこともあり得ます。
たとえ費用の面が解決しても工事を引き継ぐ会社を見つけなくては住宅は完成しません。
このような倒産などへのリスクに備えるのが「住宅完成保証制度」です。
備えあれば憂いなし
保証会社は国土交通大臣に指定された法人で全国に数社しかなく、保証内容や保証料は会社によって多少異なります。事前に「住宅完成保証」を扱える工務店さんか、その内容はどんなものかを確認する必要があります。